第29回桜橋WEBハンズオンセミナー
実施日 2020年10 月12日 場所 ブリーゼプラザ8階(スタジオ配信)
〒530-0001 大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー7-8階 (計画承認:認定承認済)
COVID19の流行に際し、このような状況下でも今後双方向性を維持しながら開催できる新しいハンズオンセミナーの仕組み作りの試みとしまして、定員を10名限定とさせていただきまして、第29回桜橋ハンズオンセミナーとしてWEB開催いたしました。(教育委員会認定8月7日)
テーマ:
今回は、最初に基本的な解析としてCT検査を使った低リスク患者の再階層化(正常と非有意狭窄病変)と薬物管理によるプラーク退縮における狭窄度と不安定プラーク指標、プラーク成分、虚血指標(FFR-CT)、炎症性バイオマーカーFAIの前後の変化ついて、次にACSを発症した症例から高リスク患者の再階層化を同様に解析し、プラーク成分、不安定プラーク指標、虚血指標、炎症指標から発症直前の病態を考える。最後の症例は、ISCHEMA試験の結果から中等度から高度の虚血を有する待てる患者として、慢性完全閉塞(CTO)症例を取り上げ、その診断と完全閉塞病変部の性状や慢性炎症について検討し、慢性完全閉塞治療に活かすCTの活用について短縮なく血管を回転させ至適なワーキング角度をCTで算出しワイヤリング操作時に役立てるCTO症例の解析を行いました。その風景をレポートしました。
配信準備中 ワークステーション機器の調整中(スタジオ構築中)
参加者用ワークステーションPCとサポートする皆様
配信準備中 配信機器調整中(スタジオ構築中)
配信のオープニング動画(桜橋渡辺病院ハンズオンセミナーの西澤スタッフが製作してくれた動画)
次回の開催時には、是非参加して音楽と動画をみてください。
配信開始(配信画面とディレクターの桜橋ハンズオンセミナーの西澤スタッフ)
Case1 配信中(テーマは、CTA解析の基本とプラーク解析、虚血判定、炎症イメージングまで)
実際のZoom配信画像(人物)
実際のZoom配信画像(ワークステーションとワイプ表示 伊保先生)
Zoom配信風景
Case2 配信中(テーマは、不安定プラーク解析、虚血の重症度判定、炎症イメージングなど)
実際のZoom配信画像(人物)
実際のZoomの配信画像(ワークステーション冠動脈解析とワイプ表示)ワークステーションの文字つぶれもなく綺麗に遅延なく配信できました。冠動脈の解析を行う徳永先生
実際のZoomの配信画像(スライド 炎症イメージング)色調も問題なくきれいに配信できました。
参加者の先生とつないで双方向でプラークのポジティブリモデリングを検討を行いました。
Case3 配信中(テーマは、ISCHEMA研究をふまえ重症虚血だけど待てるCTO症例の炎症増悪の診断と治療時の
3Dワイヤリング施行時にCT画像から血管を短縮なく血管自体を回転させる角度の算出方法を解説)
Case3 配信中(3Dワイヤリング施行時にCT画像から血管を短縮なく血管自体を回転させる角度の算出方法を解説する西澤先生)
Intelligent 3D Wiring Proを使って3Dワイヤリング施行時にCT画像から血管を短縮なく血管自体を回転させる角度の算出方法を解説
タイムラインを管理している桜橋渡辺病院の林スタッフ
Zoom投票機能を使った参加者との質疑で質問表示中。
Zoom投票機能を使った参加者との質疑で結果表示中。
配信のエンディング風景
配信のエンディング動画(桜橋渡辺病院ハンズオンセミナーの西澤スタッフが製作してくれた動画)
次回の開催時に是非参加して音楽と動画をみてください。
時間は押しましたが、予定通りに無事時間内に終わることができました。
最後に
COVID19により、多くのイベントが自粛を余儀なくされる中、桜橋ハンズオンセミナーも新しい対策を考えることが大切と思い、桜橋ハンズオンセミナーのスタッフ達と費用を最小限にして配信するため、知恵を絞ってワークステーションを使いながらZoomを併用した従来通りの双方向にこだわり、配信を行いました。おそらく初めての試みであったかと思います。参加者の皆様のあたたかい励ましとご協力、さらにスタッフの尽力に感謝いたします。また、これからの5G時代を見据えたハンズオンセミナーの開催について、参加者とともに発展し、良い環境を提供できることを祈念いたします。この新しいハンズオンセミナーの開催に承認いただきました、教育委員会の先生方に深謝いたします。最後になりましたが、これまで多大なご尽力とご協力いただきました共催企業の皆様、ありがとうございました。
桜橋渡辺病院
小山靖史 拝
共催
株式会社フィリップスジャパン
バイエル薬品株式会社
協力 特定医療法人 渡辺医学会 桜橋渡辺病院
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