​SCCT 教育委員会プロジェクト

本プロジェクトは、心臓CT 画像診断の教育資源の研究開発および運営を行い、心臓CT 画像診断に関わる医療従事者（医師・技師・看護師）の技術の向上を図り、日本国内の心臓血管疾患患者へ良質で均質な画像診断結果の提供、および、画像診断技術と研究の発展に寄与することを目的としたものであります。

目的達成のため、
（１）教育コンテンツの作成、
（２）教育ソフト開発、
（３）教育ネットワークの構築
（４）受講者の知識達成レベルの認定、
（５）ハンズオンによる実務用コンテンツの作成および認定、
（６）各種教育読本の制作を行っております。

　近年、心臓CT 画像診断による心臓・血管へのアプローチは、その先進的な手法により多くの医療現場で活用されています。また、造影剤や治療薬の進歩もめざましいものがあり、診断にかかわる医療従事者の知識と技術の向上は必須です。

　診断技術の普及および知識の均質化は、地域間の格差なく、平等かつ均等に患者さんに提供される必要があります。

　本プロジェクトは、米国のSCCT 学会と協調しながら日本のSCCT 研究会（JIRC）の教育委員会で進められています。わが国の心臓CT 画像診断の振興、発展に貢献するとともに教育システムの構築と運用で、教育の公平性を維持しながら、その社会的な寄与を安定して継続しかつ効率的に進めております。